TwePacket, spTwePacket
パケットオブジェクト
パケットデータは種別によってデータ構造が違いますが、様々な種類のパケットを一元管理するための基底クラスです。
class TwePacket;
typedef std::shared_ptr<TwePacket> spTwePacket;
spTwePacket
はメモリ管理のためのスマートポインタです。std::shared_ptr
を用いています。
TwePacketクラスは、パケットデータのパケット種別の管理を行います。また、パケットデータの解釈を行うための仮想関数parse()メソッドを定義しています。パケット特有のデータ構造に基づく解釈やデータの保存等の取り扱いは、派生クラスに実装します。
メソッド
TwePacket() - コンストラクタ
TwePacket(E_PKT ptyp = E_PKT::PKT_ERROR)
デフォルトでは、未解釈状態として E_PKT::PKT_ERROR
で初期化します。
~TwePacket() - デストラクタ
virtual ~TwePacket()
get_type()
E_PKT get_type()
パケットの種別をE_PKT
型で返します。
parse()
virtual E_PKT parse(uint8_t* p, uint8_t u8len)
パケットデータのバイト列を与えて、パケットデータを解釈する。
派生クラスで、そのパケットに対応するデータ構造を解釈するための実装を行います。
戻り値は E_PKT
型 で、成功時は解釈されたパケット種別を、エラー時に E_PKT::PKT_ERROR
を返します。
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