Terminal

ターミナル(コンソール)

本ライブラリのターミナル(コンソール)は、文字列ベースの画面を構成することを目的としてます。

以下に設計時の考慮事項を記載します。

  • 固定幅の画面構成を行うこと

  • 日本語の表示が可能であること

  • ソースコード中に直接日本語文字列を含められるようにすること

    • UTF-8でソースコードを記述する前提とする

    • 内部処理をUnicodeとすること

    • UTF-8デコードが出来るようにすること

  • 旧来のキャラクター型のインタフェースを実装できるよう、いくつかのエスケープシーケンスを実装しておくこと

    • ただしANSIエスケープシーケンスの完全な互換性を目的とはしない

  • 文字色、背景色、太字といった表示属性に対応すること

  • カーソルを表示・非表示にできること

  • 画面の順方向のスクロールに対応すること

  • カラム数を超えて文字列を出力した場合は、折り返しを行えること

    • 右端カラムへの文字出力を行った場合、その時点では折り返しを行わないようにすること

      • 上記を実装は、折り返し処理の実装より優先すること

  • 複数のターミナル表示を画面上に同時に表示できること

  • 毎回全画面書き換えといったような描画パフォーマンスの悪い実装でないこと

    • 変更がある行のみを書き換える行単位の描画を行うようにした

  • フォントを選択できること

    • 配布可能なフォントをライブラリ内に同梱しておくこと

    • より大きな文字を表示するため、倍角表示に対応すること

本ライブラリのターミナルは、大まかに分けて2要素から構成されます。

  • ターミナル画面上の文字列を管理するクラスや関数をまとめた TWETERM

  • フォントの管理と描画に関連するクラスや関数をまとめた TWEFONT

最終更新